敬老の日
今日は敬老の日、訪問マッサージ利用者の方の約8割は高齢者の方です。
業務は祭日でお休みでしたが、利用者の方のお宅へごあいさつにいきました。
福岡はあいにく天気が悪い1日でしたが、お子さんやお孫さんたちがいらしたり、ご家族からプレゼントもらったり、電話があったと、皆さん敬老の日を過ごしてらして嬉しそうでした。
私自身を振り返って、毎日の仕事でなかなか山口の施設にいる母の顔を見に行けてないことに気になっています。
祖父が健常者でありながら、針灸マッサージ゙院を営んでおり、母自身、若い頃にマッサージの国家資格を持っています。
でも、母は視覚障害者の方が唯一働ける分野なので、自身がマッサージで身を立てることはあえてしませんでしが、ご近所の方へ無償でマッサージしてあげたりよくやってましたね。
そんな母も、今は痴呆で私の名前もスムーズに出てこない状態で、1日を何もせず、施設で過ごしています。
母に会い行くとかならず、私の肩をちょっとの時間揉んでもらいます。
「まだまだ 腕はおちてないね~」と言うとにっこり当たり前じゃないって顔で笑っています。
母は69歳の時、くも膜下出血で倒れ、幸い体の麻痺は出ず、記憶障害の後遺症でしたが、気丈な母でしたので、記憶障害も半年で回復し5年くらいは気弱にはなりましたが、普通の生活ができていましたね。
その頃の母は草取りが何よりの趣味で毎日のように庭で草取りして、自分の所の庭がきれいになると近くの公園までやってましたね。
母いわく「自分の仕事の成果が見えるから好きだ」って「きれいになったら気持ちいいじゃない」とよく言ってました。
今年80歳の母、今はもう自ら草取りすることすら出来なくなって、日々何かをやりたいなど意思もなくなってしまってますが、会いに行くとニコっと笑って「あら~」「あら~」と迎えてくれます・・・。
顔みに行けてない親不孝者をお許しください・・・