ゴールデンウィーク中に不覚にも悪化してしまった胆嚢を摘出の為、４泊５日の入院中の出来事。

朝方の病棟のトイレに目こすりながら行った時、歩行器を押しながらナースに付き添われた女性の高齢者の方と一緒になりました。

ナースがその方に「なんではずすとよ!!」
　　　　　　　　　「はずさないでって言ったやろ~!!」と怒ってます。

それも小声ではありましたがかなり強い口調で・・・


「聞いたかもしれんけど・・忘れたもん・・・」と高齢者が返すと・・

「忘れたって外したらダメ!!!　外さんで!!!!!!」とダメ押し。


そうその高齢者は８０代位で認知症でもおかしくない・・認知症があるかもしれないのです。


外科病棟のナースの方々が忙しいのはわかりますが、一晩中患者の見守り大変なのもわかりますが認知症の高齢者に自分の感情をあらわに対応しても何もいい結果にはつながらないわけですから、そこはプロとして対応すべきところ・・・って多分認知症にたいしての認識不足と見えました。


私がトイレに入る瞬間、同じ並びにその高齢者の方を見るとトイレの前に立つ高齢者のパジャマを背中の部分指二本で摘まんでまだ「もうなんで～・・・」と愚痴るナース。

パジャマを摘まんで介助・・・・・・

「あーたね！」って・・・言いそうになったけどそこは押さえました。

「認知症が病気で、その病気がどう言うものか」もっと世間一般、みんなが理解していくことが必要だなと思います。